
<編集部レポート>「助け合いながら子育てしたい」選んだのは横浜での暮らし

子育てが始まると社会とのつながりに不安を感じることもある現代。「もっと声を掛け合いながら子育てできたら」という声も聞こえてきます。そこで、入居者みんなでこどもを見守る環境を重視した「子育て共感賃貸住宅『ヘーベルメゾン BORIKI(ボリキ)』」を訪ねました。ここで暮らし始めたご家族の声や、山中竹春横浜市長も参加した交流会の様子をお届けします!
子育て共感賃貸住宅「ヘーベルメゾン BORIKI」は、子育て中、あるいはこれから子育てを考えている家族へ向けた、旭化成ホームズグループが運営する賃貸住宅です。共用スペースに砂場や憩いスペースが設けられ、入居家族同士が自然に集まり、コミュニティを形成できる環境づくりがなされています。ゆるやかな繋がりができることで、お互いの子育てを支え合いながら、みんなでこどもを見守ることができる造りになっています。
今回は、磯子区の「BORIKI 磯子ひさきちょう」を訪れ、入居されたご家族の皆さんに、横浜での暮らし、助け合う子育てなどについて、お話を伺いました!

お話を聞いたご家族
・小田さんファミリー
夫(31歳)・妻(29歳)・息子(1歳)の3人家族。
夫の職場が横浜になったことを機に、東京から転居。
・小山さんファミリー
夫(30歳)・妻(34歳)・息子(1歳)の3人家族。
夫の単身赴任を経て、今回横浜で再び3人暮らしに。妻は北海道札幌市から引っ越し。
・安田さんファミリー
夫(35歲)・妻(33歲)・娘(3歲)・息子(1歲)の4人家族。
磯子区内から「BORIKI 磯子ひさきちょう」に引っ越し。
・瀧下さんファミリー
夫(27歳)・妻(26歳)の2人家族。
結婚を機に、夫は川崎市から、妻は神戸市から移り住む。
・渡邊さんファミリー
夫(39歳)・妻(36歳)の2人家族。
妻は横浜市内、夫は川崎市から、結婚を機に引っ越し。
出会ったのは、子育てしやすそうな街・横浜
子育てが始まり、横浜に移り住んだ入居者の皆さん。どのようなきっかけがあったのでしょうか?
夫の職場が横浜になったことをきっかけに、東京から引っ越しを決めたという小田さん。「今後も横浜周辺での勤務となる予定なので、このタイミングで引っ越そうということになりました。夫が横浜の大学に通っていたこともあり、もともと馴染みのある地域であったことも大きいです」。

一般的な住宅にはまずない、砂場や井戸のある中庭が魅力だったと語る小田さん。お子さんは、ママも気に入った井戸の手押しポンプに興味津々で、さっそく元気に遊んでいました!
また、小山さんファミリーは、「夫が東京駅近辺の勤務で、通える範囲内で探していました。他にも選択肢がある中で横浜を選んだのは、海が近いところが気に入ったから。夫が隣の藤沢市出身で、海があるところで育ったこともあるかもしれません。都会過ぎない雰囲気もよかったです!」。

小山さんは、近所の公園でおじいちゃん、おばあちゃんとふれあうことも楽しみにしているそう。公園が多い横浜市は、地域の方々と知り合えるチャンスもきっと多いはず。みんなでこどもの成長を見守ってくれる環境って、ほっとしますよね。
他の都市からの転居が多い中、「私たちは同じ磯子区内からの転居です。幼稚園、小学校がとても近かったことと、居住スペースの広さに惹かれて入居を決めました」と安田さん。
そして、瀧下さんご夫妻は、地元との共通点が魅力だったそう。「みなとみらいの雰囲気や、下町感が出身地の神戸と似ているんです。人のフレンドリーな感じも似ているかも?」。

瀧下さんは、近くに家族や親戚がいない関東で子育てすることに不安があったものの、「近くの家族と助け合える環境であれば私たちにもできるかもしれないと思ったんです」と語ってくれました。両親と離れて暮らしていると、頼りたくてもなかなか頼れないもの。代わりにご近所に住む子育てファミリーが、とても心強い存在になりそうです。
結婚を機に転居されたという渡邊さんは、「横浜を選んだのは、自然が溢れていて、これからの子育てがしやすそうと感じたこと、市の子育て支援が充実していたからです。磯子区の落ち着いた雰囲気も決め手ですね。この物件に惹かれたのは、住人同士が支え合い、寄り添い合えるコミュニティがあるから。また、生活が豊かになりそうな広い部屋と充実した設備、こども同士が仲良くなれる中庭も気に入っています」。
働き方にも変化が生まれた、横浜での新しい生活
働き方に変化があった方も。今までは出社中心の生活を経て、「引っ越しを機に在宅ワークの積極的な活用を考えるようになった」方や、仕事と家事を両立できるように、という理由から在宅ワークを条件として重視されている方もいました。
また、今回の転居に伴い、新たにお仕事を探すという方も。磯子区久木町は落ち着いた場所でありながら、横浜駅や都内へのアクセスが便利なので、選択肢が増えそうですね!
こどもと堪能したい横浜暮らし
横浜市内にはこどもに人気のお出かけスポットがたくさんありますよね。入居者の皆さんに、これから休日に親子で出かけたい場所を聞いたところ、たくさんのスポットが集まりました! 歴史を感じられる美しい日本庭園「三溪園」や、自然豊かな「根岸森林公園」「久良岐公園」「山下公園」の他、かつて横浜の街を走った市電車両が展示されている「横浜市電保存館」、中心部にある「横浜アンパンマンこどもミュージアム」「ボーネルンド あそびのせかい マークイズみなとみらい店」などが挙がりました。
また、これからの横浜での暮らしの中で、気になる子育て支援についても伺ってみました。
「地域子育て支援拠点『いそピヨ』は何度か利用したことがあります! みんなで一緒に、自由に遊べるのがいいですよね」(安田さん)

地域子育て支援拠点とは、就学前のこどもと保護者が遊んだり、交流したりできるスペースを持つ施設で、子育てに関する相談や情報収集も可能。各区に設置されていて、『いそピヨ』をはじめ、市内には全部で27の地域子育て支援拠点があります。小さいお子さんがいらっしゃる保護者の方なら、どなたでもウェルカム! いつでも無料で利用できます。
また、小山さんは「いそピヨ」に加えて、保育園の園庭開放も利用したことがあるそう。今後の保育園探しで「パマトコ」も使ってみたいとのことでした。
横浜市の子育て応援アプリ
「パマトコ」って?
子育てに関する手続きや情報が集約されたポータルサイト/アプリ。さまざまな手続き・申請がオンラインで行える他、イベントや施設など、子育てに役立つ情報もたくさん!
パマトコについては、こちらのミニコラムでも詳しく紹介しているので、ぜひあわせて読んでみてくださいね。
渡邊さんからは、こんなお話が。
「気になるのはやはり経済的な支援制度です」。
横浜市は、小児医療費助成も充実しています。中学3年生までのすべてのお子さんの医療費が無料で、ちょっと具合が悪い時、いざという時、どんな時も安心して医療機関にかかれます。こちらのミニコラムでも詳しく紹介しているので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。
そして最後に、これから横浜でどんな子育てをしていきたいかを聞いてみると……。
「下町らしく、地域とのつながりがある子育てをしていきたいです」(小山さん)
「周囲にも適度に頼りながら、楽しんで子育てがしたいです。また、ご近所のお子さんたちと一緒にのびのび成長していけると良いなと考えています」(瀧下さん)
「子育て初心者でも、住人同士が助け合い、相談し合うことで、不安なく楽しく子育てできそう。新たなコミュニティが広がり、同じような悩み事を相談しやすくなると考えています」(渡邊さん)
やはり浮かんでくるのは「つながり」「支え合い」というキーワード。「みんな」で助け合い、悩みも喜びも分かち合いながら子育てをしたいという、皆さん共通の思いがあるようでした。
新入居者の皆さんと市長との交流会に潜入!

子育て共感賃貸住宅「ヘーベルメゾン BORIKI」から始まる子育ては、横浜市も注目している取り組み。そこで、お天気にも恵まれたこの日は、山中竹春横浜市長が現地を訪問し、入居者の皆さんとの交流会が開かれました。日当たりの良い中庭に集まり、まずは自己紹介。少し打ち解けたところで、横浜で子育てをしていて感じること、横浜市の子育て支援策でどのようなサービスをよく利用しているか、子育て応援アプリ「パマトコ」について……など、さまざまな子育ての話題で盛り上がり、笑顔があふれる和やかな雰囲気の交流会となりました。
今回の転居を機に横浜市民となったご家族に対しては、山中市長が「横浜を選んでくれて、ありがとうございます」とお声掛け。

交流会後は、“はじめまして”で早速一緒に砂遊びをするこどもたちの姿が! これからともに遊び、成長し、きょうだいのような存在になれそうですね。
物件のオーナーである吉永昌生さんは、横浜市の「子育てしたいまちの実現」という目標に共感し、自身が育った地域に恩返しができればと、ご実家の跡地に建設を決意されたそう。「子育て世代とともに、活気ある地域づくりの一助となれば」とお話しいただきました。
支え合いが生きる環境が街に増えれば、家族の笑顔ももっと広がっていきますね! 横浜市では、地域と子育て家庭をつなぐ取り組みとして「地域子育て支援拠点」「横浜子育てサポートシステム」「ハマハグ」といった支援策が実施されています。魅力がいっぱいの横浜は、民間も行政も手を取り合いながら、これからますます子育てしやすい街に。横浜市の子育て支援策の詳しい内容を知りたい方は、「パマトコ」から確認できます。ぜひチェックしてみてくださいね!