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横浜で生まれた植物、いくつ知ってる?

港町でありながら、実は緑もいっぱいの横浜。そんな横浜で生まれた植物のこと、どのくらい知っていますか? 今回は『横浜市こども植物園』で見ることができる植物を3つ紹介します。

横浜ならではの、名づけや誕生エピソードと併せてご紹介します。3つの植物の名前を覚えたら、親子で“植物博士”の仲間入り⁉︎

バラ「はまみらい」

バラは横浜市の「市の花」であり、特別な存在です。
明るいサーモンピンクの大輪で知られる「はまみらい」は、2009年の横浜開港150周年を記念して選ばれたバラです。さらなる横浜の発展を願い、市民公募のアイデアによって名づけられました。

「はまみらい」はバラ園で見ることができる

「はまみらい」の他にも、市の花・バラへの想いが込められた「ローズヨコハマ」や「セント オブ ヨコハマ」という品種があり、植物園だけでなく、市内のいくつかの公園で見ることができます。

ササ「ヨコハマダケ」

「タケ」の名を持ちながら、実は「ササ」の仲間であるというイネ科の「ヨコハマダケ」。葉の質が厚く、葉鞘に毛があるのが特徴です。
1912年、植物学者の松野重太郎により西区の西戸部町池の坂で発見され、2023年のNHK連続テレビ小説「らんまん」のモデルにもなった植物学者・牧野富太郎により新種として発表されました。

竹園では、タケは四角の枠・ササは丸い枠・バンブーは枠なし、と分けて植えられている

サクラ「ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜)」

バラ科の「ヨコハマヒザクラ」は、“ヨコハマ”と付く唯一のサクラで、ケンロクエンクマガイ(兼六園熊谷)にカンヒザクラを交配して生まれました。鮮やかで濃いピンク色が目を引きますね! 早咲きのものだと、3月下旬には開花し始めます。
『本牧山頂公園』(中区)の「ひざくらの丘」では、「ヨコハマヒザクラ」の原木を見ることができますよ!

サクラ、ツツジ、シャクナゲ、サルスベリなど、さまざまな季節の花を楽しめる花木園

「はまみらい」、「ヨコハマダケ」、「ヨコハマヒザクラ」は『横浜市こども植物園』(南区)で見ることができます。入園無料なので、気軽に訪れることができるのもおすすめポイントです! 暖かくなってきたら、ぜひ横浜の緑を感じてみてくださいね。

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