
横浜は街全体が美術館!? お散歩しながらアート鑑賞
駅や公園、広場など、公共の場に置かれる「パブリックアート」。横浜は、その宝庫とも言えるくらい、あちらこちらにアートが溶け込んでいます。
アートと聞くとちょっと難しく感じる人も、駅前の銅像や公園の広場にあるモニュメント、と言われたら、「あ、あれ!」と思い当たるものがありませんか? 横浜の街には、アートがいっぱい。みなとみらいだけでも、80点を超えるパブリックアートがあるんです。
例えば「横浜三井ビル」の広場に置かれた、3mを超える大きなブロンズ像。これはオランダを拠点に活躍するアーティスト、ラム・カツィールの『Grow』という作品で、「希望に向かい成長(grow)する人を通して、たくさんの人が集まり、そしてその輪が広がってほしい」という願いが込められているのだとか。
また、臨港パークには色とりどりの果物や野菜がたくさん実った不思議な木のオブジェが! 『フルーツ・ツリー』という作品で、「横浜トリエンナーレ2001」に出品された作品でもあります。

さらに「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」の最上部を見上げると、横浜の飛翔と「パシフィコ横浜」の航海の平穏、世界平和を願う「みちびき」(女神像)が。



その他、「ジョイナスの森彫刻公園」にも、気品の漂う彫刻像が。公園では、不定期でイベントも開催されています(先着もしくは要予約)。過去には「自然」や「鉄道」をテーマに選ばれた本が並ぶ「あおぞら図書館」の他、屋上で育ったローズマリーを使った挿し木体験や、ハーブを用いた香り袋作りを行う「グリーンワークショップ」なども実施されました!


パブリックアートは、街行く人の目を和ませ、潤いを与えてくれる存在です。時には作品の背景を調べてみることで、また違った見え方が生まれそう。
親子で美術館へ行くのもいいけれど、街中にもアートはいっぱい。映える写真スポットとして、こどもとのスペシャルな一枚が撮れちゃうかもしれません!